【装丁が変わりました！by2022年8月】たった一人で勝つ方法　稼げるフリーランスの仕事術： 仕事術・メンタル編

●メンタル編●
９．高いモチベーションを維持するためのちょっとしたテクニック
10．他人の成功への嫉妬心との向き合い方で人に差をつける方法
11．経済的に不安なときにお金を使った経験が与えてくれるもの
12．不安に立ち向かうための潜在意識の書き換え方
13．人から一目置かれる決断力のスピード
14．夢と思えるほど遠い目標もかなうノート術
15．クレームやトラブルで心を折らないメンタル作り

＜はじめにより＞

～才能もコネも人脈もない私がフリーランスで生き残れた理由～

私がフリーランスになったのは２００６年。目標やビジョンがあって独立したわけではない。
会社の方針と合わず思わず辞めてしまった・・というのが本音だ。

当時はたいした貯金もなければ、定期的に入る収入などまったくない状態。
その上、地方の営業マンをしていた私には独立後の仕事を期待できる人脈もゼロに等しかった。

生まれも育ちも群馬県で、東京には数えるほどしか行ったことがない田舎者。
不安要素ばかりの中、フリーランスとして頼りない一歩を踏み出したタイプだ。

この本を手にしてくださったあなたはきっと、今まさに「フリーランスとしての第一歩」を踏み出したばかりか、踏み出そうとしている方ではないかと思う。

フリーランスとしての第一歩を踏み出したものの、過去の私のように思うようにいかずに悩んでいるかもしれない。
もしくは、フリーランスへの第一歩へ踏み出す勇気が出ずに、迷っているところかもしれない。

あなたの中にある、結果を出して成功しているフリーランスの具体的なイメージはどんなものだろう？

・幅広い人脈がある
・仕事が次々と舞い込んでくる
・人付き合いが上手
・交流会などで初対面の人ともどんどん仲良くなる
・仕事を効率よくさばく
・常に最高のクオリティーの仕事をする

などなど。

しかも私生活には余裕があり、趣味や家族との時間を十分にとることができている人をイメージするかもしれない。
ちなみに私は、いまだに初対面の人と話すのが苦手な性格だし、大勢の人の前で突然話をしろと言われたら、何を話したらいいかわからなくなるようなタイプだ。
そもそも、私はサラリーマン時代、７年間もの間「ダメ営業マン」として過ごし、そのときは仕事を効率よくさばくことなんてできていなかったし、私生活もヒドイものだった。

ダメ営業マンという以前にダメ人間だったのだ。

しかし、そんな私も今では、10年以上仕事を切らすことなくフリーランスとして活動し続けることができている。

私がこの10年で残した実績を紹介させてほしい。

・ビジネス書を56冊出版
・大学講師として学生に営業の授業をしている
・大手一流企業への講演、コンサルティング
・社団法人営業人材教育協会の理事
・数多くの雑誌もしくはＷＥＢへの連載

などなど。

本当にありがたいことで感謝しかない。フリーランスになったときの私には想像もつかないことである。

こんな有り余るほどの仕事をさせていただいているのは、何か特別なスキルやノウハウを手に入れたからではない。
ほんの些細な日々の習慣や、ほんの少し考え方を変えたりしただけなのだ。

とはいえ、結果を出すためのポイントはある。その秘訣について本書で紹介させていただく。
言っておくが、特別なことでもなく難しいことでもない。知っているか、知らないかの差でしかないのだ。

この本は、あなたが「ゆとりあるフリーランス」「稼げるフリーランス」への第一歩を踏み出すことができるよう作った本である。

「仕事術編」と「メンタル編」に分けており、今日からすぐに始めることができる秘訣を紹介している。
１つずつ実践していくことで、フリーランスとして必要な基本的なスキルが身についていく。

フリーランスのための実践的な教科書として作った本といえる。

あなたも知ってのとおり、一生会社が守ってくれる時代ではない。
これからは多くの方がフリーランスとして活躍することになるのは間違いない。

そのためにも、この本の内容をしっかり実践してほしい。
習慣化した頃には、あなたも「稼げるフリーランス」の仲間入りをしているだろう。

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